RxLから、新しい自転車用ソックスとして、ヒールロックソックス(HEEL LOCK SOCKS)が販売されていたので、購入してみました。普段は自転車専用ではなく適当な靴下を履いていたのですが、知らず知らずのうちにシューズ内で足先が動いるのでしょう、シューズで爪先が痺れてくることが良くあるので、それが解消できればと思っての購入です。
また、従来のRxLの自転車用ソックス(TBK-300R)は、現在の主流な丈が長めのソックスでした。普段は丈の短いソックスを好んで履いていたので、今回のヒールロックソックスで丈がやや短かくなったのも購入のきっかけになりました。
丈については、極端にショートという感じではありませんが、ソックス裏面の滑り止めについては従来製品と同じく、足先に適所的材で最低限のものが配置配置されている感じです。
TRR-20Rとの比較
また今回の注文と合わせて、対象競技にロードバイクが含まれていた、レーシンググリップソックス(TRR-20R)も併せて注文してみました。
ヒールロックソックスと比較すると、踵のサポートはありませんが、丈についてはより短めです。また、ソックス裏面の滑り止めについては接地する面全体に配置されています。
滑り止めについてはヒールロックソックスのような極薄ではなく、T形でちょっと厚めになります。ランニングシューズでは気にならないものの、滑り止めが全体的に配置されていて、ロードシューズでは踏み面の違和感が消えるまでに20分ぐらいかかってしまうほど、しっかりしています。
実走してみての感想
いままでは、長時間乗っていたり、走り方によっては短時間でも、シューズの中で足が動いているのでしょう、シューズに足先が繰り返し当たってしまい、痺れてくることが良くありました。ヒールロックソックスの滑り止めは、期待はしつつも薄めなのでどうなるかと思いつつ、ヒルクライムメインのロングライドで試してみました。
履いてみると、商品名通りのヒールロックサポートというか、踵のホールドが感がかなり良い感じです。締め付けは、けっして強くはないので、履いてみてしばらくすると違和感がなくなります。ヒールロックソックスの滑り止めについては、かなり薄めなので、レーシンググリップソックス(TRR-20R)とは違い、履いてみても最初から違和感はありません。
そして肝心のヒールロックソックスの効果ですが、商品特徴の踵固定によるペダリング効率の体感こそできていませんが、シューズの中で足が動くことが無くなったためか、8時間ほどのライドで、シューズの先に爪先があたって痛くなるようなことはありませんでした。滑り止めは、薄くてピンポイントの配置ですが、十分な効果が体感できました。
また、自分のペダリング的には強く踏み込む時間が長くなると、親指以外の動かしていない指先が痺れてくるのですが、こちらはライド中に指先を動かしたり対処することで、短時間に解消する痺れです。やはり、今までは知らず知らずのうちにシューズ内で足先が動いていたのでしょう、こちらの足先の痺れはなかなか回復しづらかったのですが、ヒールロックソックスによって解消されたのは、かなりありがたい効果です。
レーシンググリップソックスはより滑り止めがしっかりしているのですが、やはりロードバイクのシューズには、その滑り止めのゴツさ、とくに母指球あたりの違和感が消えるまでには、走り出してからしばらく時間がかかります。普段使いには、価格が安いレーシンググリップソックスが活用できれば良いので、もうちょっと色々と試してみたいと思っています。