Classic Mac USB-ADB変換アダプタ (Wombat)の導入

Classic Mac USB-ADB変換アダプタ (Wombat)の導入

かつては日常的に利用していたADB(Apple Desktop Bus)キーボードですが、長年の使用により反応が鈍くなり、BMOW (Big Mess o’ Wires Store) で販売されている「ADB-USB Wombat」を導入しました。 状態の良いADBキーボードはなかなか手に入りませんし、旧式のボール式マウスも定期的なメンテナンスが必要です。そういった状況の中で、「ADB-USB Wombat」は最新のUSB技術とレガシーADB機器をシームレスに接続する魅力的なソリューションとなります。 ADB-USB Wombatとは? 「ADB-USB Wombat」は、USBとADB間でキーボードおよびマウスの双方向変換を行う入力コンバータです。このデバイスはプラグアンドプレイ方式を採用しており、特別なソフトウェアやドライバーは一切不要です。また、外部電源も必要なく、手軽に導入できます。 このデバイスを使うことで、最新のUSB機器を古いADBベースのMacintoshやApple IIgs、Nextコンピュータに接続して利用できます。逆に、レトロなADB機器をUSB対応のWindows、macOS、Linux環境で使用することも可能です。つまり、ADB-USB Wombatは多用途に対応した非常に便利なデバイスです。 準備 – 組み立てとケーブルの準備 「ADB-USB Wombat」はキットとして提供されるわけではなく、組み立て済みの状態で販売されています。今回はさらに専用のカスタムケースも購入しました。レーザーカットされた黒のアクリルカバーは、ボードを保護しながらもスタイリッシュな外観を提供します。 WombatをMacintoshに接続するためには、ADBのストレートケーブルが必要です。幸いにも、2020年1月現在、新品のADBケーブルが手に入るようになっており、SANWA SUPPLYのKB-ADBM2Kが購入できました。 ADBは1999年頃に登場したスケルトンモデルのPower Mac G3以降、USBに取って代わられたため市場から姿を消したと思われますが、現在でも一定の流通があり、懐かしさと同時に不思議な安心感を与えてくれます。 使用してみて…

Read more