Garmin ForeAthlete 745を購入して気がついたこと

Garmin ForeAthlete 745を購入して気がついたこと

Garmin ForeAthlete 745を購入して気がついたこと

最近のGarminのスマートウォッチは、ボディバッテリーという独自の総合的指標や、コロナ禍で役立ちそうな血中酸素濃度などの新しい機能が追加されています。今回は、これらの新機能目的とForeAthlete 735XTJの完全な上互換機種としてForeAthlete 745を購入してみました。ただ、当初はForeAthlete 745へのへの乗り換えを予定していたのですが、購入して気がついたこともありましたので、まとめてみます。

なぜ、ForeAthlete 745なのか

スマートウォッチの選択基準としては、最低限ランニングアクティビティを記録できること。可能であれば、いざという時にサイクルコンピューターの代わりに使える点で選んでいます。今まで利用してきたForeAthlete 735XTJは、その基準を満たしており、今回もその上位互換機種としてForeAthlete 745を選択してみました。

いままでForeAthlete 735XTJを利用してきて、これといった不満はなかったものの、最近のGarminのスマートウォッチは色々と新機能が投入されており、それが今回のForeAthlete 745を購入動機となりました。

新機能 (ボディバッテリーと血中酸素濃度)

いままで、就寝時の心拍計や睡眠管理などをForeAthlete 735XTJなどで個別に管理していたのですが、最近の機種ではボディバッテリーというGarmin独自の指標が導入され、さらに血中酸素濃度の計測も可能となり、これが今回の買い替えの一番の動機となった機能です。

簡易測定とは言え、コロナ禍の現在において血中酸素濃度を測定できることは備えになりますし、いままで心拍と睡眠時間を独立して管理していたのが、ボディバッテリーという総合的に指標で管理できることに興味を持ちました。

サイクルコンピュータとして (パワーメータ対応)

まず、Garminのスマートウォッチの特徴として、他社とは違いBluetoothだけではなく自社でも推進しているANT+にも対応しており、基本的にはANT+対応の自転車のスピードメーターやケイデンスセンサーが接続できます。

ただし、ForeAthlete 745を選択せざるを得ない理由は、パワーメーター対応です。製品の差別化のためか、自転車のパワーメータへの対応は現在でもForeAthlete700系と900系に限定されています。やはり、パワーの記録ができないとライドの魅力も半減してしまうので、保険的に選択してしまいます。

心拍計センサーとして

とは言え、実際には、レース当日にサイクルコンピュータを忘れたとか不調になったことはないのですが、以前にニセコクラシックで心拍計を忘れてしまったことがあります。GarminのスマートウォッチはANT+センサーとして心拍数のブロードキャストが可能で、当日は持参していたForeAthlete 735XTJを心拍計として利用したことがあります。

心拍計といっても、いきなり現地で調達するには店探しから大変ですし、さらに用途の狭いサイクルコンピュータを現地で調達しようとするとなおさらです。サイクルコンピューターの代替機としても、センサーの心拍計としても利用できるため安心できる機材です。

購入して気がついたこと

ここからは、購入してから気がついた良かった点、悪かった点を列記してみます。結論としては、購入前には気がつかなかった課題もあり、乗り換え予定であったForeAthlete 735XTJは手放さずに併用して利用しています。

◯? ボディーバッテリー

これまで、独立して管理していた就寝時の心拍数とか睡眠時間などを総合的に管理したボディーバッテリーという新しい指標が導入されています。

Garmin独自の指標[1]であり、その活用や効果の検証はこれからといった感じですが、いまのところ起床時にボディーバッテリーの値を、当日の体調や前日からの回復具合の目安としていますが、自分の感覚ともあっている気がしています。

◎ ウイジェットの導入

ForeAthlete 745では、カスタマイズ可能なウイジェットが導入されて、操作性が向上しています。UPボタンを長押しすると、ウイジェット画面が表示されます。

例えば、心拍計をブロードキャストしたい、ウォレットを使ってみたい時も、この画面からショートカット的に呼び出せるので便利になりました。

◎ 血中酸素濃度

コロナ禍の現在、計測センサーが追加され、血中酸素濃度が測定できるのは、いざという時安心できます。手動で測定できるのはもちろんですが、一日中測定することも、就寝時の一定期間に自動的に測定するなどの指定が可能です。

ただ、この血中酸素濃度測定機能は心拍測定とは違い、段違いにバッテリーを消費する為、現在は終日や自動的に測定する機能はOFFにして、気になった時だけ手動で測定するようにしています。

◯ おすすめのワークアウト機能

新機能として、おすすめのワークアウトが確認できる画面があります。最近のGarmin Edgeシリーズではライド後にワークアウトの評価画面が表示されますが、その逆の機能というか、ワークアウトの開始前に本日のおすすめが確認できる機能です。

Training Peaksのような専門のトレーニング機能の簡易版といった感じでしょうか。過去のワークアウト履歴に基づいて提案[2]されるとのことですが、Training Peaksにようなレースに向けての目標値などの設定可能な画面はなく、カスタマイズはできません。

提案されるワークアウトは、当日の自分の感覚値とあってはいるものの、その目的や根拠のGarminからの説明に乏しく、いまのところは参考程度の利用といったところです。

◯ ウォレット機能

ForeAthlete 745はウォレット機能としてSuicaやクレジット決済に対応しています。個人的には、もともと自転車通勤で、コロナ禍で雨の日の通勤の機会も減ってしましましたが、やはり通勤にはスマートウォッチで単体決済できるのは便利です。

クレジット決済については、現在使えるカードは少ないようですが、財布やスマートフォンをを忘れて出掛けてしまった時など、いざという時に登録しておくと安心な機能かと思います。

× 充電コネクタ (ForeAthlete 735XTJとの比較)

基本的には、ランニングにしても自転車で利用する上においても735XTJと740の違いはありません。両者ともパワーメータ対応でサイクルコンピュータの代替になりますし、心拍計センサーとしてANT+のブロードキャストも可能です。

ただし、ForeAthlete 735XTJの上位互換となる機種と期待して購入してはみたものの、ForeAthlete 745の最大かつ唯一の欠点としては、個人的には、この新しい充電コネクタの形状です。端的に言えば、標準の付属ケーブルでは充電しながらの利用は難しそうです。

購入まで気にしなかったのですが、最近のGarminスマートウオッチは、軒並みこの新しい充電端子に変更されているようです。ForeAthlete 735XTJなど旧充電コネクタのスマートウオッチは、充電中は心拍数を記録できない機能制限[3]がありますが、外部の心拍計を接続することで回避でき、付属の充電ケーブルを装着しながらのGPSと心拍数アクティビティの記録が可能でした。

ForeAthlete 735XTJは購入してから4年ほど経ちますが、2時間ほどの利用で満充電から85%程度消費し、10時間ほどの活動限界でしょうか。ForeAthlete 745も、公式仕様の735XTJの稼働時間の14時間に対して16時間と大差なく、バッテリーの劣化も考えると終日活動するには、少々心許ない感じがします。

最後に

ForeAthlete 745は、新機能の追加もあり、ForeAthlete 735XTJの上位互換機種としての概ね満足しています。ただし、唯一充電端子の問題があり、現在は日常生活にはForeAthlete 745、ForeAthlete 735XTJについては売却せずに相変わらずランニングなどのアクテビティに併用して様子を見ています。

従来機種のようにアクティビティ中の充電を許容すると、ForeAthlete 900系のロングバッテリーの特徴が相殺され、ロングランニングに限定するとForeAthlete 200系との差別化が難しくなるため、そのような販売戦略的な考慮があっての充電端子の変更だったのかもしれません。また、新しい充電端子については、将来的にはサードパーティから販売される充電ケーブルで解決される問題かもしれません。

いずれにしろ、ボディバッテリーやおすすめのワークアウトなどの新機能については、説明や根拠に乏しいところもあり、活用や効果の検証は、これからといったところです。しばらく使ってみて、気がついた点があれば、またまとめてみたいと思っています。