最近、驚かれることも多いのですが、いま乗っているロードバイクは、いまだに9速ベースのものばかりです。いずれも20年近く乗ってきたものですが、知らぬ間に半分アンティークな世界に足を突っ込んでしまった感じです。
とは言いつつも、さすがにホイールについては老朽化を感じることもあり、数年前から刷新を考えていました。ロードバイクのコンポーネント全般ですが、20年近くともなると、補修部品の入手も難しくなります。さらに、ホイールは、耐久性的な面では消耗品でもあるので、年代ものを修理するよりも、新規に組み立てるほうが安心感があります。
また、9速対応のホイールしか所有していないのが、11速化に踏み切れない要因の一つでもあったので、思い切っての手持ちのホイールを刷新することにしました。
11速対応ホイールの準備
とりあえずは、4台ほどのロードは常時稼働させたいので、それに合わせてホイールも4セット準備しました。直近は、通勤とトレーニングがメインなので、台数分で以下のホイールを組んでみました。
当面は、写真の通りスペーサーを入れての9速スプロケットでの運用です。全てシマノ対応ボディでシマノスプロケットの構成、カンパベースのロードもこちらで運用していきます。各ホイールの内訳は以下の通りです。
- [1] Shimano HB-5800 + FH-5800, Mavic CXP Pro 32H, DT competition 2.0
- [2] Shimano HB-9000 + FH-9000, Mavic Open Pro 36H, DT competition 2.0
- [3] PowerTap G3 (ANT+/Bluetooth), Mavic Open Pro 32H, DT competition 2.0
- [4] DT SWISS 350 + 36 Step Star Ratchet, Mavic Open Pro 28H, DT competition 2.0
今回、リムは全てマビック、スポークはDTSWISS製ですが、通勤用に[1][2]、トレーニング用に[2][3]、ロングライドやレース用に[4]にと、それぞれの用途に合わせてパーツを選んでみました。
PowerTapの導入
トレーニング用のホイールの1つは、試しにハブ型のパワーメーターであるPowerTapで組んでみました。リアハブは通常のスポーク用のPowerTapG3/32Hです。フロントもデザインでPowerTapのものを選んでみました。
実際にホイールを取り付けてみると、ハブが太いのでなかなかの迫力があります。PowerTapGSはフリーボディも簡単に取り外せて、電池の交換もアクセスしやすく、メンテナンスしやすそうです。
いままで感覚的にロードを乗っていましたが、今回がパワーメータのはじめての導入となります。これから楽しみです。