現状の9速ロード用のホイールを、とりいそぎ11速用に刷新してはみたのですが、通常ハブのホイールの一つを、パワーメータつきのハブに交換してみました。
いったん、パワーメータを導入してみると、なんとなくパワーのログがとれないライドが物足りなく思えてしまいます。かといって、自転車を乗り換えるたびに、ホイールを入れ替えるのも面倒なのが、今回のキッカケです。パワーメータが付きのハブとなりましたが、結果的には、交換前のホイール重量とほぼ同じ、若干軽いホイールにく仕上がりました。
PowerTap G3のスペック
今回はハブのみの交換で、リムは現状の32Hのリム(Mavic OpenPRO)を流用しています。交換の対象となるハブは105ハブ(FH-5800)でしたが、リアハブは前回のMavic OpenPROに組み合わせたものと同じPowerTap製のハブ、通常スポークタイプのPowerTap G3を選択しました。
今回の交換したハブ(Powertap GS)と交換前のハブ(Shimano FH-5800)の主要スペックです。PowerTap GSは見た目的には大きくも見えるのですが、意外なことに、パワータップに交換したほうが、ホイール重量的には軽くなります。
No | メーカー | 製品名 | 重量 (g) | ホール数 | クロス数 | スポーク左(mm) | スポーク右(mm) | ホイール重量 (g) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Powertap | GS | 325 | 32 | 3 | 292 | 290 | 1110 |
2 | Shimano | FH-5800 | 368 | 32 | 3 | 290 | 288 | 1060 |
スポーク長については、最近はスポーク調が計算できる色々なサイトがあるので便利です。今回は以下のサイトを利用しました。ある程度主要なリムや、ハブのデータがプリセットされてあるので便利なサイトです。
今回対象のリムは、現行ではCXP Proの名称になっていますが、刷新前のホイールとも比べてみましたが、形状的には旧名称のCXP22と同等の製品のようでした。上記サイトでも、CXP Proのデータはありませんでしたが、CXP22で算出しています。
なんとなく刷新してみたホイールでしたが、いったんパワーメータを導入してみると、パワーメータなしのライドがもったいなく感じてしまうとは思いませんでした。今回、パワーメター付きのホイールが増えたことで、乗車前のホイール交換の手間がひとつ減りました。しばらく乗ってみて、気が付いたことがあれば、またレポートしてみたいと思います。