Wahoo KICKR (2020) + KICKR CLIMBのZiwft環境で試してみたこと

Wahoo KICKR (2020) + KICKR CLIMBのZiwft環境で試してみたこと

Wahoo KICKR (2020) + KICKR CLIMBのZiwft環境で試してみたこと

今年のコロナ禍で、3月頃から自宅勤務が続いてしまい、趣味であった自転車通勤の機会がなくなってしまいた。自宅勤務の開始当初は、朝晩の自転車通勤がなくなり体力がありあまる感もあり、サイクリングしてから仕事に取り掛かかる日々が続きました。しかし、今までの朝晩の自転車通勤の運動量を、朝の1回にまとめるのは体力的に難しく、長引くにつれだんだんと体力が落ちていく感じがありました。

今までは、毎日の自転車通勤でほどよく体力が維持できており、雨の日などは休養日の良い口実になっていたのですが、コロナ禍の今となっては雨の日に乗れないと気分転換もできません。それでも、週末はロングライドに出かけ、なんとか体調は維持できていたつもりでしたが、9月に開催された富士ヒルクライムに参加したもの記録は振るわず、今回の導入の契機となりました。

なぜKICKR (2020)を選んだのか?

単純ですが、どうせローラーを導入するならKICKR CLIMBを使ってみたい!と言うのが一番の理由です。今までは自転車通勤での充足感もあり、ローラーとは無縁の生活でしたが、サイクルモードや店頭で展示されているのを見かける度に、KICKR CLIMBは気にはなっていました。KICKR自体も海外(DC Rainmaker)のレビュー[1]でも厳しめながら評価は高く、現在PowerTapのパワーメーターをメインにしている関係もあり、以下の点も魅力的に映りました。

  • パワーメータの+/-1%への精度の向上 (PowerTap製品の+/-1.5%より高精度)
  • パワーメーターのゼロキャリブレーション (PowerTapもそうなので)
  • 有線のKICKR Direct Connectを提供予定 (キーボードも有線なので)
  • AXISフィートシステム (レビューは厳しめだけど、効果はあるかも)

厳密にはパワーメーター精度については、評価時点のファームウェアでのスパイク気味な挙動や、50rpmの低ケイデンスでも高振れする傾向は気になりましたが、通常の実走行域や積算値的な影響は軽微と判断し、今回の購入に踏み切りました。

公式サイトからの購入 (即日発送)

購入については、国内外のショッピングサイトを比較してみたのですが、結局は公式のWahoo Fitnessから購入しました。国内だけではなく海外のサイトからの購入も可能ですが、コロナ禍で品不足の影響もあるのか値引きも少なく、公式サイトとの値段差もほとんどありませんでした。また各サイトの在庫状況は不明なところも多く、値引のあるものは時期的に旧モデル(KICKR 2018)の可能性もあるなど心配な面もあり、今回は無難に公式サイトからの注文を選択しました。

即日発送で、注文2日後に到着

Wahooアカウントを作成し、公式サイトから注文した訳ですが、驚いたことに注文した即日に発送の連絡がありました。注文時にはコロナ禍で発送が遅れる注記もあり、なんとなく海外サイトなので到着までは数週間かかる感覚で注文しましたが、発送は台湾からFedExによる直送で、即日発送で2日後には自宅に到着する迅速さでした。

また、心配となるのははサポート体制ですが、公式サイトの窓口自体は英語のみですが、サポートについては日本にも対応スタッフの拠点があります。日本語による即時対応な体制も整っていており、安心して購入できる状態です。今回は、たまたまKICKR CLIMBが初期不良となりましたので、詳細については後述します。

Zwift環境として準備したもの

KICKRとKICKR CLIMBは、Zwift環境をメインにしようと考えていたので、Wahooへのの注文と並行してZwift環境の準備を進めました。ただ、注文早々にWahooから発送の連絡があり、あわてて手持ちの機材でZwiftができる環境をセットアップしました。

元々勝手がわからず手持ちの機材でとは思っていたのですが、KICKRの到着が早すぎて、結局は最終なセットアップは、同日に注文したANTスティックの到着待ちになりました。

#1 Windows PC (OptiPlex 3040 Micro)

Zwiftのメイン環境として、あまり通電しなくなったWindows7環境のPC(OptiPlex 3040 Micro)をメインにしました。CPUはCore i3-6100Tの内蔵グラフィックス、メモリは8GBの構成なため、Zwiftが動作する最低デスクトップ要件[2]に近い構成です。Windows10を再インストールし、Zwiftをセットアップしました。

手持ちの機材としてはAppleTVもあったのですが、Bluetoothは接続が切れてしまう経験や、AppleTVが接続できるBluetoothデバイス数が実質2つに制限されているとの情報もあり[1]、今回は見送りました。

#2 HDMIモニター (LCD-RDT241XPB)

モニターについては、買い替えで片付けていたLCD-RDT241XPBをセットアップしています。もともとはゲーム用途のモニターで、前面にスピーカーがある製品です。OptiPlexについては、サポートセンターから「Micro Dual VESAマウントアダプタ」取り寄せ、モニター背面に取り付けてあります。

Zwiftの画面出力設定はHIGH(1080p)にしていますが、ライド中にコマ落ちするような状況は少なく、おおむね快適です。ただ、Zwiftには一部にダートコースがあるのですが、この区間では砂埃が発生し視認できるほどフレームレート数が落ちる場合もあります。ただし、単純に表示上コマ落ちしているだけで、レースでも単純に踏んでれば遅れることはなく、第三者視線がメインのためフレームレート悪化による「VR酔い[13]」のような身体的な違和感も生じません。

3D的な観点ではクリッピング距離が狭く、中距離のオブジェクトも過度に表示されない感や、参加者が多いイベントでは近隣ライダーの表示範囲が狭い感があります。おおむね走行上快適なフレームレートを維持してくれていますが、レースなどでは先行するグループ毎まとめて突然クリッピングされ表示されなくなったと思えば、突然表示される湧き出てくるような場面もあります。前後のライダーとの距離感は視点変更や右上の2D画面を活用した方が正確です。

#3 USB ANT Stick + USB延長ケーブル (若干安定)

購入時には、有線オプションは未提供でしたので、ANTスティックを準備しました。経験上、サイクルコンピューターとのBluetooth接続は時々切れることがあったので、今回はUSB接続のANTステックを準備しました。国内だと割高なので、今回はKICKRと同時にAmazon.comから購入したのですが、結果的にはKICKR本体より到着が遅れてしまいました。

公式にはANTスティックとKICKRは90cm以内での設置が推奨[3]されていて、購入前にもANT+接続のトラブルは聞いていたので、USB延長ケーブル合わせての購入です。

試しに1ヶ月ほどディスプレイ背面のPCに直刺しの状態(KICKRからの距離は160cm)で運用してみたのですが、毎回ではないもののKICKRパワーセンサーとの接続が瞬断することがありました。状況としては1秒ほどパワーが0Wになり直ぐに復帰はするのですが、レースだと一気に遅れることもあります。やはりKICKRとの距離が問題だったようで、現在は延長ケーブルでANTスティックをKICKRに近づけることで、かなり安定して計測できています。

ただ、極端な、停止してしまうほど長い瞬断はなくなったものの、ワークアウトで明らかに一定で踏んでいても数値が落ちてしまう症状はまだ発生します。無線のANT+では、これが限界でしょうか。いずれにしても、将来の有線オプションに期待したいと思います。

Zwift環境を試して気がついたこと

KICKRおよびKICKR CLIMBについては、初期セットアップで、特段つまずいたところはありませんでした。ただし、機器単体では詳細設定できず、動作状況なども確認できないため、スマートフォンで対応アプリを併用してのセットアップをお勧めします。今回は、KICKRおよびKICKR CLIMBを2ヶ月ほど利用してみて、気がついた点や追加で導入した機材を中心にまとめてみます。

実走との相違とERGモード

やはり、前後左右に動けないことが最大の要因でしょうか。ローラー導入が初めてな面もありますが、最初はなかなか思うようなペダリングができない、単純にはあまり出力がでない感じでした。また、ZwiftのワークロードではERGモードというケイデンスによりKICKRの負荷を自動調整する機能が標準で有効にされているのですが、なかなか活用できず最近ではOFFにしています。

本来であれば、ケイデンスを一定にする技術を身につける良い機会とも思うのですが、70〜80rpmと比較的低ケイデンスでは、いわゆる「Spiral of Death[4]」状態にどんどん追い込まれてしまい、上記画像の後半のように耐え切れず最終的にはロック寸前になり、途中からERGを手動で解除したりしていました。

ダイレクトドライブの印象としては、実走のペダリングそのままはローラーには適用はできませんが、ローラーでのペダリングは実走に応用できそうな感じがあります。また、実走と異なり、全般的にペダリングが固定されるような感覚が強く、膝関節の負担が大きい感じです。ついつい強く踏んでしまうと、パワーは出るものの力の逃げ場がない感じがします。実走とかけ離れず、怪我なく、なんとか双方に応用できるようなペダリングができればと思っています。

テンキーの導入 (TK-TDP019BK)

ERGモードは負荷の自動調整機能ですが、スマートトレーナーはZwiftメニューや、サイクルコンピュータの画面から手動でも負荷が調整できます。そこで、最近はERGモードはOFFにして、テンキ(TK-TDP019BK)ーを導入して、KICKR負荷を手元で管理できるようにしています。

ワークロード実行時には「+/-」でKICRの負荷がリアルのギアジェンジより細かい負荷増減を調整でき、連打して負荷を一気に増減できたりもするので、実際のギヤチェンジより使い勝手が良く、だいぶ助かってます。

ただ、今回購入した製品(TK-TDP019BK)については矢印キーへの切り替えも可能ですが、Zwiftでは利用できていません。キーボード設定などを変更してみたものの、テキストエディターなどの通常のアプリでは問題ないものの、Zwiftでは反応しない状況が続いています。いわゆるZwiftメニューなどの表示はできてはいないものの、数字キーで視点変更などは問題なく、こちらも便利に活用しています。

KICKRとZwift難易度の関係性

Zwiftの初期状態で難易度(Difficulty)は50%に設定されていますが、現在は100%固定で利用しています。元々はトレーナーの過熱防止が主な目的なのか100%以上の設定はできませんし、現実的には多くの場合、装着ギア比の緩和に活用されている項目のようです[5]

KICKRは最大20%の勾配変化まで対応してますし、Zwiftには20%を超える勾配はなく?、加熱の心配もなさそうです。現在では100%の難易度設定と合わせ、実走のシフトチェンジ時と感覚を合わせるため、元々装着されていたギヤスプロケットを、実走で利用しているギヤ比のスプロケットに交換しています。

ただ、このような100%設定は純粋主義者(Purist)とも揶揄されており[5]、多くのZwiftユーザーは平坦なレースでは難易度を上げ、クライミングレースでは難易度を下げるなど柔軟に活用しているようです[5]。確かに難易度の設定により、現実的なロードバイク構成ではありえないギア比の再現も可能となり、ヒルクライム時の変速による段差ショックの緩和や、高ケイデンスなライダーには戦略的に活用すべき項目かもしれません。

KICKR CLIMBの各種設定の影響

Zwiftには、KICKR CLIMBの対応限度の15%オーバーの勾配はあまりありませんが、やはりKICKR CLIMBによる勾配再現と没入感は最大のセールスポイント[7]ですし、前述のZwift難易度は100%に設定するのが良いと思います。単純に難易度を50%にすれば10%の勾配はKICKR CLIMBで5%の勾配に、難易度を100%にすれば10%の勾配はそのまま10%の勾配になります[7]

Zwift内では、WatopiaのMountain8ルート[6]などに登場するラジオタワーの17%が最大勾配になるでしょうか。実走でも15%オーバーの坂はなかなかありませんし、せっかくのKICKR CLIMBで難易度を下げて勾配が落ちてしまうのはもったいない気がします。

KICKR CLIMBのホイールベース設定

あと気を付けたいのは、KICKR CLIMBには専用アプリ経由による以下の設定項目があり、初期設定のままだと勾配の再現精度が落ちてしまうことです。これらの設定にはKICKRの専用アプリが必要ですが、現状のロードバイクとかけ離れている可能性もあるため確認すべき項目です。

  • タイヤの外周 (700x23Cなど、リストより選択)
  • 自転車のタイプ (700c Roadなど、KICKR本体の設定と合わせる)
  • ホイールベース(mm単位、実測して入力する)

ただし、現状はこのホイールベース設定によりZwift難易度と同じような効果が設定できるので、「難易度は下げたいけどKICKR CLIMBによる勾配は再現したい」といった調整も可能なようです[7]。ホイールベースには、現状は非現実的な値も設定可能なので、Zwiftコースを激坂だらけにもできそうですが …. 後述する身体的な違和感にもつながりますし、こういったZwiftやKICKRが想定していない活用は厳禁でしょう。

KICKR CLIMBの反応速度と身体的な影響

Zwiftは、30年前の第一次の熱狂的なVR(Virtual Reality)ブームを体験している方には、オートデスクのハイサイクル(HighCycle)[9][10]を彷彿させるかもしれません。最終的な製品は日本では公式には販売されておらず[8]、自分としても実際に体験する機会はなかったのですが、仮想の田舎のサイクリングロードが再現され、時速32km(20マイル)を超えるとその風景の上空を飛び、HMDで空から俯瞰できるデモだったとのことです[9][10]

オートデスクはSIGGRAPH’89の展示用として、ハイサイクルに続いて同じスポーツ路線でテニスのデモ(Virtual Racquetball)を作成しています。当時のオートデスクはVRのスポーツ応用に熱心で、開発統括者がVRとスポーツの共通性を問われた際に「洗練された遊び」と即答する場面があります[9]。30年前のVR黎明期の言葉ではありますが、Zwiftの現状と照らし合わせてみても、まさに言い得て妙な表現だと思います。

KICKR CLIMBの感覚不一致

肝心のKICKR CLIMBのVR的な観点での評価ですが、現状ではZwift走行中に勾配変化があってからKICKR CLIMBが追従し終わるまでには若干の遅延があります。KICKR CLIMBの昇降にはある程度の時間がかかり、Zwiftで勾配変化があってから1秒後にKICKR CLIMBが追従し終わるような感じです。

通常の勾配変化では、それほど違和感はないのですが、Watopiaの「Titans Grove」のように小刻みにアップダウンや急激な登り返しのあるコースでは、KICKR CLIMBの昇降が追いつかず、乗り物酔いで感じるような身体的な影響、いわゆる「VR酔い[13]」と呼ばれる感覚的な不一致[14]が、より増幅されてしまいます。

コースを先読みするなどZwiftによるソフトウェア的な対策もある程度は可能でしょうが、本質的にはハードウェア的なKICKR CLIMBの昇降速度の性能限界に起因する問題なため、根本的な対応は難しい感じがします。

身体的な影響については個人差も大きい問題[13]ですが、前述のような勾配変化が激しい区間を、レースなどでKICKR CLIMBの昇降追従性能を明らかに超える速度で通過すると、「クラッ」としてロードバイクから落ちるような感覚すら生じます。いずれも瞬間的なものですが、個人差により深刻な場合は、該当のコースは走らない、レースなどの状況ではKICKR CLIMBの連動をONにしないなどの対処が必要でしょう。

KICKR + KICKR CLIMBによる感覚不一致の軽減

しかしながら、多くの通常の勾配変化では、KICKR CLIMBは紛れもなく感覚の不一致の違和感を軽減する優れたVRデバイスとして機能します。ZwiftとKICKRの組み合わせをVR観点的な視点で評価すれば、VRにおいて身体的な影響のある要素[13]を極力排除し、VRサイクリングで違和感を感じる要素[15]、ペダル負荷についてはスマートトレーナーとしてのKICKR、画面の勾配変化についてはKICKR CLIMBとの連動により補完された良質なVRアプリケーションと言えます。

もし、ZwiftがHMDアプリケーションであればフレームレートの悪化は致命的な問題になりますが、視線や頭部動作との画面連動もありませんし、第三者視点で立体視でない要素も含めて、KICKRやKICKR CLIMBとの組み合わせにより、より身体的違和感が排除された良質なVRアプリケーションとも言えます。また、一般的には、大画面や高精細な画面ほど違和感も増幅される[13]ので、実写映像ではないZwiftの画面選択も無難なのかもしれません。

KICKR AxisフィートとKICKRマットの併用

海外(DC Rainmaker)のレビュー[1]によると、Axisフィートの効果はあまり感じられず、硬い床(コンクリート)上で利用しても、既存のマットとより劣る程度のクッション性との指摘があります。今回は、KICKRマット上での利用となるので更にその効果は少なく、Axisフィート本来の機能は発揮できていない可能性があります。

初期状態では中サイズ(63-81kg)のクッションが装着されており、左右の固定感が強く、踏むに踏めない感じがありました。ものは試しにと、最小サイズ(0-63kg)に交換してみたのですが、若干左右のロールの感覚がでて、固定感がかなり和らぎました。個人的には、効果は感じられ、現在も最小サイズへの利用を継続しています。もしかするとクッション性のより高いマットを導入した方が効果は大きいかもしれませんが、試してみる価値はあるとは思います。

KICKRとクロモリフレームの相性

テンキーの導入により、ワークロード時にはロードバイクでの変速は必要はなくなり、最近ではWレバーのクロモリロードで走ることが多くなりました。また、KICKRでは走行は、実走との違和感やフレームへのダメージも頭にあり、そもそもダンシングのする機会が実走に比べて少ないため、Wレバーでも遜色はありません。

また感覚的な話ですが、アルミロードよりもクロモリバイクの方が、強固に固定されたダイレクトドライブなKICKRと相性が良い感があります。アルミロードでは、ダンシング時などは特に固定されている感が強いのですが、結果的にクロモリフレームにより全体的な剛性感が落ちているのか、より実走に近い感じがします。

KICKRの保証体制 (故障と修理)

今回は公式サイトからの注文になったので、公式サイトのサポートおよび補償体制についても触れておきます。実は、購入してから1ヶ月後ぐらいに、KICKR CLIMBが動作せず、Zwiftと連動しなくなり故障してしましました。具体的には、勾配のある区間になってもKICKR CLIMBが昇降しなくなり、カタカタと小さな動作音はするものの昇降しなくなりました。

KICKR CLIMB 故障状況

どうしたのかと、電源のON/OFFや、再ペアリングを試してみても状況は変わりません。最終的には、ロードバイクを外したりして、色々症状を見てみたのですが、以下のような故障状況でした。

  • 連動モードでは、小さなカタカタ音のみで昇降しない。正常稼働時より、音は小さい。
  • 非連動モードで、リモコンで手動で操作すると、下降はかろうじて動くが、上昇はできず
  • ダブルタップしての基準位置のリセットも動作しない
  • ただし、ロードバイクを外して負荷がない状態では、非連動モードにてリモコンで昇降可能
  • 再びロードバイクを装着すると、昇降できなくなる

故障状況からすると、動作音が全体的に小さくなっており、昇降機構が壊れてしまっと言うよりも、なにか安全機構のようなものが動作し昇降できなくなっている印象を受けました。

公式サイトからの問い合わせ

今回は公式サイトからの購入でしたので、修理の受付は、公式サイトから問い合わせしました。公式ページは、サポート問い合わせの画面までいくと英語のみしか準備できていない状況でした。電話とメールの窓口があり、メールで問い合わせしました。メールでの問い合わせについては直接的なのメール送信ではなく、専用フォームに製品名や状況を入力しての送信となります。

即日対応および発送 (3日後に到着)

問い合わせ後すぐに、日本語での回答があり、上記症状を詳しく記載していたためか、先方の即時判断で新品への交換となりました。故障したCLIMBについては、交換品が到着してからの発送で良いとのことでした。

ちょうど故障した日が、Zwiftのツール ・ド・おきなわの前々日で、当日は間に合わず動かないものの、センドバックでの対応にならず助かりました。新品の発送については今回も購入時と同じく台湾からの直送で、驚くことに問い合わせのから3日後にはFedExで交換用の新品が自宅に到着していました。

早速、交換されたKICKR CLIMBに交換しましたが、問題なく動作します。最後に、故障したKICKRを指定された日本拠点に着払いで発送することで手続きが完了しました。対応については非常にスムーズで、問い合わせフォームは英語のみでしたが、受付後は日本語でのやりとりも可能で、非常にスムーズな対応をして頂き助かりました。

導入してみての感想

今までは、自転車通勤で毎日ある程度距離が乗れていたため「室内でトレーニングまでは ….」といった状況でしたが、今年のコロナ禍により初めてのローラー導入の機会となりました。やや食わず嫌いな感もありましたが、今回導入してみて、実走とは異なる点はありつつも、思い立ったら、天候も関係なく走りたいコースをすぐに走れる環境は素晴らしいと思います。また、ZwiftとKICKR+ KICKR CLIMBの組み合わせは良質なVRアプリケーションとして、ゲーム感覚的な要素も加わり、実走とは違う楽しみもあり、まさに「洗練された遊び」[9]です。

今回は公式サイトからの購入し、たまたまKICKR CLIMBの初期不良が発生しました。購入時および故障時も、Wahooのサポート対応は素晴らしく、今後の安心感にもつながりました。各ショッピングサイトでも同様の対応になるとは思いますが、公式サイトの迅速な対応が確認できたのは、今回の大きな収穫です。おそらく、Wahoo製品については、今後は海外サイトからの購入はなくなるでしょう。

また、今回Ziwft環境の整備を進めるなかで、追加のディスプレイ設置や、扇風機のスマートコンセント化など、色々工夫をしています。だいぶ環境的には整備できたので、その辺もまた紹介できればと思っています。