Garmin Edge 520を修理に出しました

Garmin Edge 520を修理に出しました

最近、不注意で、Garmin Edge 520を壊してしまいました。海外通販で購入したものですが、結果的にガーミンジャパンで修理してもらえたので、その顛末をまとめてみます。 (ただし、今回の内容は、今日現在もガーミンジャパンでの修理規定への明記はなく、海外購入品の修理を保証するものではありません) 故障の状況 駐輪場のでの取り付け時に、不注意で520を落としてしましい、液晶下半分が割れてしまいました。ただ、画面以外は正常にに動作しているようで、上半分の画面は正常に数値が表示されているものの、画面下半分は黒く表示されたままの状態です。最近、充電を繰り返しでmicroUSBコネクタがだいぶ欠けてきており、けっこうな寿命感はあったものの、ほんの一瞬の不注意であったこともあり、かなりショックでした。 海外窓口への連絡 Garmin Edge 520 Plusも販売されていましたが、まだ登場されて間もない状態なので値引きも少なく、いったん修理しようと窓口を探しました。海外通販で購入したものだったので、 まずは海外のGARMINサポート窓口に連絡しました。 GARMIN SUPPORT CENTER 製品名など、いくつかの設問に答えると、サポート担当者とのチャットが始まりました。購入した経緯や、故障した状況を伝えたのですが、結果的には居住場所の判断から「こちらではなく、アジアの窓口に連絡してね」ということで、打ち切りになりました。 日本窓口への連絡 と一旦納得はしたものの、担当者から回答のあった「アジア」の窓口というのは、GARMINサポートの一覧にはありませんでした。アジア一括のような窓口はなく、既に中国、台湾、韓国、日本と、各国に窓口があるような状況です。海外購入品なので、日本での修理は難しいかな?と思いつつも、日本の窓口を確認してみました。 GARMIN 修理・点検のご案内 日本での対応は「修理対応は同型商品との交換」で、「修理価格は故障内容に問わず一律の価格」となり、520Jの場合には16,000円とのことでした。 当然ながら修理の表記は「520J」しかありませんでしたが、ガーミンジャパンではチャットなどのリアルタイムの対応ではなく、こちらのフォームからのみのようでした。物は試しで、所定のフォームにシリアル番号などを入力し、上記のガーミンジャパンの窓口から修理の依頼してみました。 日本窓口への修理依頼 フォームを送信してから間もなくして、ガーミンジャパンからメールで回答がありました。断られるかとも思ったのですが、定型での回答メールの内容で、修理受付可能とのことでした。本体と修理受付番号の書かれたメールを同封し、指定された日本国内のガーミンジャパンの修理受付センターに荷物を送付しました。 「修理品着手/修理完了までに3週間前後かかる」可能性があるとのことでしたが、送付してから1週間ほどで、あっという間にガーミンジャパンから荷物が送られてきまました。 荷物を開けてみると、窓口の案内は通り、返品されてきた520は新品に交換され、背面のシリアル番号は全く別のものに変わっていました。電源を入れて確認してみると、日本語のメニューが表示されました。結果として、今回の修理依頼により新品の520Jへの交換となりました。また、日本語版となって、英語メニューの心配もありましたが、言語を選択することで、前と同じ使用感で利用できそう安心しました。 今回は、ガーミンジャパンにて海外購入品の修理の対応を受け付けてもらい、結果的に故障した520を新品の520Jに交換して頂けました。ただ、海外購入品であることを強調して依頼した訳でないのが気がかりで、今回の対応は、たまたまだったのかもしれません。そのため、今回の内容は、必ずしもガーミンジャパンの海外購入品の修理を保証するものではありません。ご注意ください。 今回、ガーミンジャパンのご厚意で、故障した520を、新品の520Jに交換して頂けました。以前は、海外購入品については、日本国内での修理は受け付けていないとの話を聞いていたので、今回の対応は、たまたまだったのかもしれません。

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Bianch Mega Pro 11速化 – 9速からの暫定アップグレード

Bianch Mega Pro 11速化 – 9速からの暫定アップグレード

シマノ9速コンポーネントベースのロード(LOOK KG231/Cannondale CAAD4)に引き続き、おなじくカンパ9速コンポーネントのBianch MEGA PROを、暫定的に11速にアップグレードしてみました。 なにぶん20年前のロードバイクなので、予算的にもオーバースペックにならず、なるべく雰囲気を残しつつも11速へアップグレードを実施しました。今回の目的のひとつであった、11速ベースのシマニョーロの検証で、シマノロードとのホイール共用も、ひとまず達成できています。結論とすれば、カンパ非公式(かつ非推奨)なアップグレードを試していますが、いまのところクリテウムやスプリントなどのシビアなレース状況でなければ、妥協できる範囲内に調整できそうです。 なお、今回のアップグレードの内容は、厳密にはカンパ非推奨または公式に否定されている内容を含んだものです。調整については若干シビアなところもあります。もう少し、調整は続けてみるつもりですが、これらの点に留意して、あくまで自己責任の内容の参考としてください。 11速へのアップグレードするには 今回、11速へアップグレードしたコンポーネントは、いわゆる旧(Old)カンパ[1]とも呼称される2000年以前の9速ベースのカンパロードを対象にしたものです。しかし、後述する理由もあり、実質的にはカンパ10速および旧11速(Revolution 11+以前)ロードからのアップグレードにも参考となる内容を含みます。 11速へのアップグレードパーツ一覧 いろいろ試してみましたが、いわゆる2000年以前の9速の旧(Old)カンパ[1]であれば、最低限11対応のエルゴレバーと11速対応のホイール(+ スプロケット)とチェーンの3点セットがあれば、ある程度安定的に11速へアップグレードできそうです。 その一方、10速をふくむ2000年以降の新(New)カンパ[1]については若干難ありで、なんとか実用できる範囲内、レースであればヒルクライム程度までの調整が限界のようです。以下が、今回最初に交換したパーツの一覧です。 Component 9 Speed 11 Speed Frames Bianchi MEGA PRO-L – Mercatone Uno Term Replica – Shifters…

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Bianch Mega Pro 11速化へに向けて – 9速からのアップグレードを考える

Bianch Mega Pro 11速化へに向けて – 9速からのアップグレードを考える

先日のシマノコンポーネントベースの9速ロード(LOOK KG231/Cannondale CAAD4)につづいて、おなじく9速でカンパベースのBianch MEGA PROも11速にアップグレードを考えてみます。 20年前のロードバイクなので、なるべく雰囲気を残しつつ、11速へアップグレードをしてみたいと思っています。あと、9速時代でシマノホイールで調整をかけており、いわゆるシマニョーロでの運用継続も考えています。 ただし、カンパについては、多段化によるメジャーチェンジ以外にもビックマイナーチェンジによる仕様変更も多く、非公式をふくめての情報整理が必要な状況でした。そこで、今回はその事前準備として、11速アップグレードに必要となるカンパコンポーネントの情報を可能な限り整理してみます。 カンパのディレイラー仕様の遷移 今回の11速へのアップグレードの要となるディレイラーを中心に、まずはカンパコンポーネントの仕様変更の歴史をまとめてみます。シマノは多段化によるフルモデルチェンジのみですが、カンパはフルモデルチェンジはもちろん、同じ段数でも互換性に影響するビッグマイナーチェンジがあります。 ただ、カンパコンポーネントの細かい仕様については、カンパからの公式な情報の開示も乏しく、ある程度非公式な情報に頼る必要もあります。公式・非公式な情報を時系列に整理してみると、今回のアップグレードに必要となる変速仕様の遷移は、以下のような感じとなりました。 区分 項目 〜2000年 2000年〜 2001年〜 2005年〜 2009年〜 2015年〜 2018年〜 フロント[1] 速度 2 2 2 2 2 2 2 – インデックス化…

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オーストリッチ P-115S パニアバッグ + RC-1200

オーストリッチ P-115S パニアバッグ + RC-1200

2泊3日のロングライドの予定があったので、以前から気になっていた、オーストリッチのP-115Sを購入してみました。このパニアバッグには、ミノウラから専用キャリア(RC-1200)も販売されており、あわせての購入です。今回、早速試走してみたので、そのレビューをしてみます。 P-115S パニアバッグとは? P-115Sは、おなじくオーストリッチのパニアバッグ(P-115)のハーフサイズの製品です。520gの軽量タイプで、ロードバイク用の専用キャリアとあわせて、数泊のツーリングには最適では?と思い購入してみました。 生地はターポリンという、建築工事用養生シートや簡易テント用に用いられている素材のようです。生地の表面は合成素材で、見た目的にもかなりの防水性がありそうです。今回の試走では、20mmの土砂降りの中を走りましたが、なかなかの防水性を発揮してくれました。 RC-1200とは? – 26.0mmのシートポストは注意 RC-1200は、オーストリッチ社とのコラボレーションで企画された製品とのことで、キャリア取付け用のダボがなくても取り付け可能なリアキャリアです。一般のキャリアと比べると、かなり細身で幅狭ですが、ロードバイクには取り付けも簡単かつ軽量で相性がいい感じです。 RC-1200は、シートポストとクランプで接続するタイプです。ただ、購入したから気が付いたのですが、シートポストクランプの対応は27~35mmまででした。最近のロードバイクでは問題ないと思うのですが、今回装着したLOOKのシートポストは26.0mmなので、手持ちのミノウラのシム(おそらくLW-STD付属品)で対応できたは、ラッキーでした。 試走 – 防水性もある! 早速、今回目的の2泊3日のツーリングで、P-115Sを取り付け試走してみました。距離的には、東京→高崎→白馬→東京の合計約600kmの道のりです。 着替えや輪行袋、予備のタイヤなどをパニアバッグに詰め込みましたが、走行はかなり安定しています。シッティングでもそうですが、ダンシングしてもパニアパッグを装着している感じが少なく、振られるような感覚もありませんでした。 初日、二日目は晴天に恵まれましたが、最終日はけっこうな悪天候になりました。雨も終止降り続き、十石峠や矢弓沢林道では降った雨が川となって流れているほどでした。帰宅して雨量を確認してみると20mmと、なかなかの土砂降り状態でした。 ただ、この土砂降りの中でも、パニアバッグへの浸水はなく、中は濡れていませんでした。メーカーとしては、完全な防水は保証していない製品ではありますが、十分なレベルです。途中に補給のために、何度かコンビニに寄ったのですが、パニアバッグのタオルは濡れておらず、コンビニに入る前に濡れた体を拭くのに、ずいぶん助かりました。 ただし …. 到着直前でトラブル発生 ただ、最終日の土砂降りは、なかなかひどく残念ながら270kmほど走ったところでDNFとなりました。東京に入ってからも時折20mmの土砂降りが断続的にあり、途中の峠の登り下りも時折歩いてしまい、また雨でのパンクもあり、13時間ほど走ったものの距離はあまり稼げませんでした。 最終的には、到着まで50kmほどの地点で、またまた20mの土砂降りとなり、チェーン落ちがきっかけでリアディレイラーのホイール巻き込んでしましました。原因は、ちょっとした上り坂があったので、フロントアウター、リアローギアでダンシングしたところ、ハイトラクションでチェーンが落ちたきっかけで、ディレイラー(RD-R8000)がホイールに巻き込まれてしまいました。 調整具合もあったと思いますが、おそらく土砂降りの雨で、チェーンが滑りやすくなったいたのだと思います。すぐに足は止めたのですが、スポーク折れは1本にとどまったものの、かなりの巻き込み具合で、応急修理できるレベルではありませんでした。結局は、自走はあきらめ、近所のファミレスにそのまま待機して、家族に迎えにきてもらい、その日は終了となりました。 土砂降りもあり、P-115Sの良い試走にはなったのですが、まずは今回のホイール(PowerTap GS + DT SWISS RR 441)の修理と、リアディレイラー(RD-R8000)の交換が必要となる大きなトラブルでの終了となりました。その修理については、またレビューしてみたいと思います。

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Cannondale CAAD4 11速化 – 9速からのアップグレードのまとめ

Cannondale CAAD4 11速化 – 9速からのアップグレードのまとめ

いままで9速ベースだったLOOK KG231の11速化につづいて、おなじく9速ベースだったCannondale CAAD4も11速にアップグレードしました。 アップグレードの基本的なコンセプトは前回と同じで、なるべく当時の雰囲気を残すために、一部のコンポーネントを流用しました。また、前回の経験をもとに、今回のコンポーネントはDura-Aceをメインに換装しています。 11速へのアップグレード必要なもの 安定的に11速にアップグレードするには、11対応のホイールにくわえて、最低限のパーツとして「ディアルコントロールレバー」「フロントディレイラー」「リアディレイラー」「スプロケット」「チェーン」が必要となります。今回のCAAD4を、9速(7700系)から11速(9000系)へのアップグレードで、実際に交換したパーツが以下の一覧です。 Component 9 Speed 11 Speed Frame Cannondale CAAD4 – Saeco Term Replica – Shifters Shimano Dura-Ace ST-7700-C 9 Speed Simano Dura-Ace ST-9001 11 Speed…

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LOOK KG231 11速化 – 9速からのアップグレード

LOOK KG231 11速化 – 9速からのアップグレード

懸案だった9速時代のホイールも、昨年ひととおり11速化できたことで、現在所有しているロードバークの11速化に着手しました。まず、手始めにしたのが、このLOOK KG231です。変速がULTEGRA(6500系)をメインとしたコンポーネントなため、アップグレードが安価で試しやすいのが1番の理由です。 なにぶん昔のロードバイクなので、できる限り交換する部品を少なくすることで、元の雰囲気を残しつつアップグレードをしたいというのがコンセプトです。 どのコンポーネントをアップグレードした? この時代のカーボンフレームは細身で、最近のコンポーネントのゴツい感じは合わないとの思いもあり、当初は、デュアルコントロールレバーとリアディレイラーのみでの11速化を想定していました。しかしながら、実走した結果、最終的なアップグレードで交換したコンポーネントは以下の一覧となります。 Component 9 Speed 11 Speed Shifters Shimano Ultegra ST-6501 9speed Simano Ultegra ST-6800 11speed Front Derailleur Shimano Dura-Ace FD-7700 9speed Shimano Ultegra FD-R8000 11speed Rear…

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PowerTap GS + KINLIN XR-200

PowerTap GS + KINLIN XR-200

軽量アルミリムの「KINLIN XR-200」と、ハブ型パワーメータである「PowerTap GS」を組み合わせて、新しいホイールをヒルクライム用に組んでみました。汎用の手組みホイールだと、どうしても重量や剛性についてはある程度の妥協が必要ですが、今回のXR-200の組み合わせは完組みホイールと比較しても、なかなか良い感じに仕上がりました。 KINLIN XR-200とは? XR-200のリム外幅は18.2mm/内幅13.6mmとかなり幅が狭いリムです。また、アルミリムとしては、372gとかなり軽量なため、柔らかく組みにくいかと心配をしていたのですが、組み上がり後になじみを出す必要も少なく、精度と剛性感があり普通に組みやすいリムでした。 リム高が22.0mmの形状が効いているのでしょうか。同じようなリム幅(外幅18.8mm/内幅13.0mm/高17.3mm)のARAYAのRC-540と比べると明らかに組みやすく、Mavic OPEN PRO(外幅19.6mm/内幅約15mm)と組みやすさに遜色はありませんでした。 今回は、後輪のハブの「PowerTap GS」は「DT SWISS 240S」をベースにした製品なので、前輪のハブも240Sでストレートプルタイプにしました。XR-200は、リム穴数のラインナップも多く、今回のハブに必要な24Hと20Hも入手できるが良いところです。 部品表および計測 今回のホイールの最終的な構成および仕様は以下の表となります。スポークにはCX-RAY、ニップルは組みやすさ重視で通常の真鍮ニップルを選択しています。 No 区分 部品 製品名 仕様 1 Front Hub DT Swiss 240S Straight Pull 20H 2…

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PowerTap GS + DT SWISS RR 441の導入

PowerTap GS + DT SWISS RR 441の導入

現状の9速ロード用のホイールを、とりいそぎ11速用に刷新してはみたのですが、今回レースやツーリングにも使える新しいホイールを追加しました。 前回[3][4]はMavic系リム(Open Pro, CXP)だけ組んでみたので、今回はDT SWISSの非対称リムであるRR 441にパワーメータ(PowerTapGS)の組み合わせてみました。 パーツ構成 – どんなホイールにするか いったん、パワーメータを導入してみると、なんとなくパワー数値のログがとれないライドが物足りなく思えてしまいます。かといって、自転車を乗り換えるたびに、ホイールを入れ替えるのも、面倒です。そのため、今回もパワーメータつきのホイールの追加することにしました。 ハブ – PowerTap GS 今回のハブも、おなじくパワータップ製ですが、ストレートプルタイプのPowerTap GSを選択しました。ハブ型はパワータップ製しかないこともあるのですが、同じメーカーにすることで、計測精度や誤差などが少ないこと期待しての選択です。 PowerTapGSは、DT SWISSの240Sストレートプルハブがベースに、強度を保ちつつフランジを削って、G3とおなじトルクチューブを組みこんだ製品とのことです。 パワーメータ組み込みにより削られた重量は公表されていませんが、結果として、240Sハブが212gに対しGSが325gと、実質的には113(= 325 – 212)gの増量でパワーメータの組み込みに成功しています。 ワイヤレス送信部のパワーキャップについてはANT+・Bluetoothに対応しており、現行のPowerTapG3とも共通ものでした。外出時の電池交換も、共通のパワーキャップ着脱工具を携帯しておけば大丈夫です。 リム – DT SWISS RR441 リムは、せっかくなのでマビックのラインナップにはない、非対称のDT SWISSのRR441で組んでみました。DT SWISSの市販リムは最近ラインナップが一新され、現行のラインラップでRR441は最軽量のリムになります。…

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PowerTap P1 – 電源キャップ(V2)への交換と点検依頼

PowerTap P1 – 電源キャップ(V2)への交換と点検依頼

最近、海外通販サイトからの購入したPowerTapのペダル型パワーメーでであるP1の電池の持ちが急激に悪くなりました。日本国内でもキルシュベルクさんが開設しているサポートセンターがありますが、これを契機にPowerTap本社に直接修理の相談をしてみました。 結果的には、故障状況確認のためPowerTap本社へのセンドバックでの対応となりましたが、大変満足できる対応をして頂けました。参考までに、今回の点検依頼の経緯をまとめてみます。 故障の状況 PowerTap P1のファームウェアを30.026にバージョンアップしたのを起因としてか、数ヶ月前から、右側ペダルの電池のみが極端に消耗してしまう現象が発生するようになりました。 公称駆動時間は60時間で、ライド中の動作には問題はないのですが、日を跨いで乗ろうとすると右側のペダルのみ電池残量がなくなっているような状況です。 STEP1 : 海外窓口への連絡 しばらくは、ライド毎に新しい電池に交換して凌いでいましたが、PowerTapに問い合わせてみました。海外販売店(Wheelbuilder)からの購入品でしたが、今回は販売代理経由ではなく、直接PowerTap社のサポート窓口に問い合わせしてみました。 PowerTapのサポート窓口としてはメールでの問い合わせをしましたが、特に指定フォーマットはなかったため、今回の不具合内容と、購入した販売店、シリアル番号を伝えました。 STEP2 : 購入代理店の確認 問い合わせてみると、早速、以下の画像と合わせて「PowerTapの電池キャップがV2かどうか?」の確認の連絡がありました。旧型の電池キャップ(V1)だとショートして電池が可能性があるとの回答でした。 手持ちの電池キャップを確認してみたところ「V2」の記載がないため、確かに旧型(V1)でした。その後、改めての販売代理店の確認のやり取りがあり、先方で確認がとれたのか「Wheelbuilderの購入品は、販売代理店経由ではなくPowertap本社で対応する」との承諾の回答がありました。 STEP3 : 電源キャップ(V2)の依頼 PowerTapからの回答としては「V2の電池キャップを試してみるか」「修理のためセンドバックの手続きをとるか」の判断を求められました。PowerTap社としては、いきなりのセンドバックでも構わないとのことでしたが、まずはV2の電源キャップを送付してもらうよう依頼を出しました。 STEP4 : センドバック修理の依頼 依頼してから、直ぐに対応してくれて6日後にV2の電源キャップが到着しました。V1と比較して素材や構造に大きな違いは見られないのですが、キャップの頭部、ネジ部ともにV2の方が長くなっているのが特徴です。 ただ、1週間ほど試してみたものの、右側のペダルだけが急速に電池を消耗する状況は変わりませんでした。改善されない旨を伝えると、センドバックでの修理依頼となりました。指定されたSarisのウィスコンシン州のサリス社(Saris Cycling Group)のサポートセンターに、EMS(国際スピード郵便)に送付しました。郵便料金は負担は、とくにやり取りはしていなかったので、当方負担で発送しました。 STEP5 : 修理完了…

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Mavic CXP Pro – PowerTap G3へのアップグレード

Mavic CXP Pro – PowerTap G3へのアップグレード

現状の9速ロード用のホイールを、とりいそぎ11速用に刷新してはみたのですが、通常ハブのホイールの一つを、パワーメータつきのハブに交換してみました。 いったん、パワーメータを導入してみると、なんとなくパワーのログがとれないライドが物足りなく思えてしまいます。かといって、自転車を乗り換えるたびに、ホイールを入れ替えるのも面倒なのが、今回のキッカケです。パワーメータが付きのハブとなりましたが、結果的には、交換前のホイール重量とほぼ同じ、若干軽いホイールにく仕上がりました。 PowerTap G3のスペック 今回はハブのみの交換で、リムは現状の32Hのリム(Mavic OpenPRO)を流用しています。交換の対象となるハブは105ハブ(FH-5800)でしたが、リアハブは前回のMavic OpenPROに組み合わせたものと同じPowerTap製のハブ、通常スポークタイプのPowerTap G3を選択しました。 今回の交換したハブ(Powertap GS)と交換前のハブ(Shimano FH-5800)の主要スペックです。PowerTap GSは見た目的には大きくも見えるのですが、意外なことに、パワータップに交換したほうが、ホイール重量的には軽くなります。 No メーカー 製品名 重量 (g) ホール数 クロス数 スポーク左(mm) スポーク右(mm) ホイール重量 (g) 1 Powertap GS 325 32 3 292…

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