先週末に行われたMt.富士ヒルクライムでの接触[1]もあり、調整も含めて、PowerTap GS + DT SWISS RR 441[2][3]のフロントホイールをメンテナンスしました。幸いにも、接触したスポークを保持していたハブやリム側への影響は見られず、スポーク交換で様子を見てみることにしました。
フロントホイールの破損確認
富士ヒルクライムで接触したホイール[1]を帰宅後、確認してみました。接触事故ながらも、幸いにも横振れは少なく、ハブやリム側への影響も少なそうです。
分解までの目視では、接触して曲がっているスポークは1本しか確認できず、全体的にテンションが抜けているスポークもありませんでした。自己責任ではありますが、接触サイドのスポークの全交換までは、必要なさそうです。
スポーク部品の注文
破損も軽微そうなので、全体的なスポーク交換まで不要[3]と判断し、今回は、まずは曲がっているスポークのみ交換して様子を見てみることにしました。交換部品の対象の、ストレートプルのCX-RAYスポークについては、パックスサイクル[4]さんで、取り寄せました。
CX-RAYスポークについては500円/本[4]と、より高価になった感はありますが、1本単位でも、国内での取り扱いがあるのは有難いところです。クリックポスト便の選択もできるため、送料も安価で済むのも助かります。
交換と調整
交換部品が届いたので、早速交換作業に入ります。まずは、曲がっているスポークを取り外して、ハブやリム側の状態を確認します。心配していた、スポークを保持していたハブフランジやリムウォール部への影響は見られず、想定通り、スポーク交換のみで済みそうです。
曲がっているスポークのテンションとニップルからスポークの出具合を確認し、新しいスポークと交換します。RR441のニップルはハトメ金具を含めた専用品の利用が推奨されたリムですが、予備品の購入を忘れていたため、いったん流用して組み付けとなりました。
交換したスポークはを、交換前のニップルの出具合とテンションを目安として、一気に締め上げます。気にしていた、センターずれもなく、気になる範囲でリムの振れ取りを行い、作業完了です。
作業ついでに、後輪のホイールも確認しましたが、軽微な調整で済みました。最近のホイールは、アルミリムの剛性も高く、スポークの品質も高いためか、経年経過による緩みも少なく、調整がずいぶんと、楽になった印象があります。
最後に
Mt.富士ヒルクライムでのアクシデント[1]をきっかけに、PowerTap GS + DT SWISS RR 441ホイール[2][3]のメンテナンス行いました。幸いにも、ハブやリムへの深刻な影響はなさそうで、曲がってしまったCX-RAYスポーク一本の交換で、様子を見ていくことにしました。今後も、ホイールの状態を定期的に確認し、必要に応じてメンテナンスを行っていきたいと思います。